雨が降る日もあるよ

不妊治療は病院選びが一番大事

 

私は33歳で結婚し、結婚当初から不妊治療を開始しました。理由は、周りに不妊で悩む同年代が多いこと、そして年齢的なこともありますが、私には腎臓病の持病があり、早めにちゃんと妊娠できる身体か検査したかったからです。

 

当初は不妊の専門病院ではなく、地元の市民病院で検査やタイミング法を行いました。検査結果は私にも主人にも特に異常はなかったのですが、2年ほど経ってもなかなか子宝に恵まれませんでした。周りも一人二人と子供が出来ていく中で正直、焦りも芽生え始めました。

 

そこで治療費は高くなりますが、主人に相談し、思い切って不妊治療専門の病院に変えることにしました。その病院は地域でもかなり有名で説明会を聞きに行くだけで半年以上待ちでした。待ちに待った説明会では、卵の重要性、不妊治療の実態などを2時間ほどかけて聞きました。今思うと、その時はまだきっとすぐ子供ができると安易に考えていた気がします。

 

通院を開始するとすぐ本格的な検査からスタートし、今まで市民病院ではやっていなかった卵巣の中に残っている卵子数の目安がわかるAMH(アンチミューラリアンホルモン)検査やより詳細な検査をたくさん受けました。そこで、私は多嚢胞性卵巣症候群であることがわかりました。不妊の原因はこれだったのかもしれません。一通りの検査を終え、まずは人工授精を2回チャレンジしましたが、妊娠できず、体外受精へのステップアップを決めました。

 

そこに至るまでは様々な気持ちの葛藤がありました。

 

そしてもちろん金銭的な心配もありました。

 

しかし、夫婦ともに子供が欲しい気持ちには逆らえません。

 

意を決して体外受精を開始しました。私が通っている病院では、前周期・採卵期・移植期で3か月ほど要します。前周期で子宮や卵を整え、採卵周期では2週間ほど注射を自分で打ちました。私は、アンタゴニスト法という排卵誘発方法を用いました。採卵日近くになると、お腹がパンパンになり、座る事もきつく感じるほどでした。採卵が一番身体にダメージが大きいなと思いました。またエコー検査でわかったことなのですが、子宮にポリープも見つかりましたので、採卵時に一緒にポリープも取ってもらいました。

 

現在は、採れた卵を受精させ、培養している途中です。多嚢胞性卵巣症候群の為か卵もたくさん採れました。その分培養・凍結等の値段も高額になりますが、決めたからには前に進むしかありません。

 

次周期に移植する予定です。今は、期待と不安でいっぱいです。つい不安になると巷のネットを検索して不妊治療について様々な経験談や噂など見てしまいます。しかし実際には自分が不妊治療の段階をステップアップして体験していく中でしか理解できないことが本当に多いと感じています。人それぞれ、体質や年齢など違うので、不妊治療の方法も様々です。経験談は参考程度に受け止めるのが一番だと思います。

 

参考までにですが、これまでの不妊治療を通じて私が思ったことは、やはり病院選びが一番大事だと感じました。不妊治療中の皆さまが自分に合った病院を見つけて、子宝に恵まれることを心よりお祈りいたします。"