雨が降る日もあるよ

成長する子供の姿に嬉しさと少しの淋しさを感じて

 

つい、この前まで「ママ〜」とまとわりついていた子供が、今では、ママと呼ぶのも恥ずかしく、用事があるときには「ねぇ」と私を呼びます。先輩ママたちから「子供がかわいいと思えるうちはあっという間だよ。子育ては期間限定のものだから」と聞いていましたが、まさか、自分にそんな時が訪れるとは思っていませんでした。

 

小さいときから、「ママの言うことは正しい」といつも悩み事があると私の意見を求めてきた子供が、今では「自分で考えるからいい。いちいちうるさい」と口答えするようになりました。「成長しているのだな」と思う反面、淋しさを感じる自分がいます。

 

図書館で借りた育児の本にこんなことが書かれていたのです。「子供が親に反抗したら、それは成長の証です。あなたの子育ては間違っていなかったと自信を持ちなさい」とのことでした。その言葉を読んだ時に、私は自然と涙がこぼれたのです。

 

大人になるということは「自分の意見」を持つということです。その一歩を、「子供も歩き始めているのだな」と実感しました。思春期の入り口は親も子供も戸惑いや不安、迷いがたくさんあります。少しずつ、親の手を離れていこうとする子供の手を親が必死に戻してはいけないのです。親のほうが、淋しさを我慢して子供の手を先にはなしてあげる必要があるのかもしれません。

 

その本には、こんな風にもかかれていました。「反抗期を立派にやり遂げた子供は大人になった時に、しっかりと自立した人になれる」ということでした。その言葉を信じて、反抗期と思春期という難しい時期を乗り越えていきたいです。